臆病なロボロフスキーハムスターの慣らし方

 


ロボロフスキーハムスターは基本的に臆病な生き物だ。

ケージに手を入れると、飼い主がビックリするほどのスピードで逃げ回る。

でもそんなロボハムでも、手乗りハムにすることは可能だ。

事実、私が飼っている2匹のロボハムのうち1匹は1か月も経たないうちに手の上でおやつを食べるようになったから。

今回は、その方法をお伝えしたい。

なお、この方法はロボロフスキーハムスターに限らず、ジャンガリアンやゴルハムなどすべてのハムスターに共通するものだと思う。


臆病なハムスターの慣らし方


おやつを与える時は手渡しで

エサ箱にはペレットのみを入れておき、大好きな豆腐やミルワームは必ず手渡しで渡すようにした。

最初は指におやつをはさんで、それをロボハムの目の前に持っていく。

それを繰り返すと、巨大な手を「おやつをくれるものだ」と理解してくれるようになる。

まずは手を入れても逃げないように少しずつ慣らしていこう。

手を怖がらなくなれば、次のステップだ。



手の平の上におやつを乗せ、じっと待つ

ケージ内に手を入れる時は、ゆっくりと動かすことを忘れないようにしよう。

手を怖がらなくなったとはいえ、手の急な動きはロボハムを怖がらせる。

手の平に大好きなおやつをたくさん乗せて、ゆっくりケージの底に移動させる。

あとはハムたちが寄ってくるのを辛抱強く待つ。


たぶん最初のうちは指先を甘噛みをして、すぐには手には乗ってこないだろう。

その時、重要なのは甘噛みされてもビックリして手を大きく動かさないこと。


噛まれた指先がピクッと動いてしまうのは仕方ないが、手全体を大きく動かすのはNGだ。

急な動作は、ロボハムたちを驚かせる。

痛みを我慢して、じっと岩のようにどっしり構えよう。

甘噛みがひどくて痛みが我慢できない時は、軍手をつけるのがグッドです。

以前飼っていたキンクマは、出血するくらい甘噛みがひどかったので、最初は軍手をつけて慣らしていた。


とにかく辛抱強く、根気強く

手を入れても、ハムスターが近寄ってこない時もあるだろう。

「せっかく毎日お世話しているのに全然懐いてくれない」

と悲しくなってくるだろう。


私がそうだ。

はっきり言ってこんなにもロボハムがビビりだとは思わなかった。

正直、キンクマにすればよかった。

と思うこともある。


でも諦めてはいけない。

ロボハムは臆病な子が多い。

彼らとの信頼関係を築くのには時間がかかる。

せっかく我が家にやってきたのだ。


焦らず愛情を持って気長に付き合っていこう。

飼い主さんがおおらかな気持ちで接していれば、いつかロボハムたちにもその気持ちは通じると思うから。



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